親として子育てに際しまして。
育児に努めていますと「何度伝えてもわからない」ことが発生することがあります。
親として、義務と大きな愛情を抱えているからこそ腹立たしい感情のような錯覚が生まれます。
それは腹が立っている訳ではありません。
守りたいが故に生まれる愛情です。
何もかもが完璧にスムーズに行かないのが人生ですが、そのひとつとして子育てとは重大な使命です。
私達は崩れた箇所を直す・正す・修復する。
これを目的に存在すると一点置いて見てはいかがでしょうか。
大きな失敗を積み重ねていれば、その修復は一度の声や映像などでは想像できない・わからない。
そのような現象が起きる場合もありますし、傷が浅ければ簡単に気付いて失敗経験をせずとも理解をする場合もあるでしょう。
また、経験が浅ければ幾度も失敗を積み重ねなければ理解が出来ない場合もあるかもしれません。
だから親の責任・立場として、子供の間違いに・正す箇所に気付いてあげることが出来たならば「~じゃない?」と想像力を促してあげる作業が精一杯な愛情です。
焦りで無理矢理教え込む方が、根っから理解を得ない為に遠回りになることもあることを知って置いた方が有利かもしれません。
時には失敗をするからこそ、深く気付きに入る場合がありますから。
親の責任と愛情といたしまして、精一杯気付いた事を音・声・映像・動作等で伝えることが大切と思います。
親の責任は子供を私の思うように支配することではありません。
気付けるように促してあげることと、気付いた時に同じ過ちを起こさないように反省を見届けることです。