せっかくですから長く生きましょうか。
命すべては、互いが互いを必要とするからこそ保ちます。
腹一杯食いあさったあげくに「もうこれ以上要らない」という言葉を下す程の侮辱を与えないで頂きたいと願います。
私達人類のように、他の星で生命を保つ仲間達への侮辱として当たり返ります。
腹八分目に質素に頂いた命が私を生かすのは、私が「美味しかった、有り難かった、また食べたい」と思うからです。
寿命、命とは互いに保ちあった結果として表現もされます。
しかしながら、胸に思い上げて頂きたいことは、私は貴方であることです。
私の中に生きる貴方が十分に煮え切らなくては、私の寿命もやはり大幅には保ちません。
だから、私がするべきことは、私を透し貴方の内を私と同一にすることです。
寿命とはこのようにして保ち、又、命とはこのようなものです。